2017年06月28日

春風学寮 卒寮生に祝福あれ!(2017年4月3日)


 3月は卒業の季節。当学寮は2名が大学を卒業しました。一人は韓国人留学生A君。韓国の釜山出身で、高校を卒業した後、日本大学商学部に入学し、アパートでの一人生活の中で3年の時に精神的に不安定になり、私が彼の祖父を知っていた関係で4年生から入寮し、1年留年して卒業できました。帰国したら両親が経営する子供向けの書店の仕事をすることになっていて、学校の勉強以外に、趣味も広く、美術館や本屋さん巡りなどいろいろな所に出かけ、優雅な学生生活を過ごしました。5年間の留学生活がこれからの仕事や人生に役立つことでしょう。


 もう一人は札幌出身で、日本大学文理学部を卒業したB君。人とのコミュニケーションをとるのが苦手で、サークルなどにも入らず、ほとんど寮と大学を自転車で往復する毎日だったのではないかと思います。寮でも自分から他の寮生に語りかけることはまれでした。食事は時間をかけてたくさん食べる方で、入寮の頃は野菜が全く食べられませんでした。しかし、言われたことや当番などはきちんと責任を果たしていましたので、寮生からは「ロボット君」という愛称で呼ばれ、一目置かれていました。そして、4年生になる頃には野菜をすべて食べるようになり、クリスマス祝会の時は自らゲームを考案し司会をして、皆を楽しませてくれました。歴史の卒業論文でも苦労したようですが、就職先に関しては北海道と決めていて、夏休み以後、授業の合間をぬって何度も札幌に帰り就職活動をしましたがうまくいきませんでした。しかし、卒業式直前にようやく決まったと聞き、彼にふさわしい仕事に就く事ができたと私たちも喜び感謝しました。卒業式後、式会場の武道館から寮へ母親とお礼の挨拶に立ち寄ってくれました。二人の卒寮生に祝福あれ!




(春風学寮寮長 森山 浩二)




posted by 春風学寮 at 15:43| 日記