2017年06月28日

学寮の主(ぬし)、猫の“稲造”(2016年7月15日)

  春風学寮には、今年推定年齢16歳になる稲造という名前のオス猫がいます。寮長の私や寮生よりも一番長く、寮の主(ぬし)であります。2000年に元寮長の小学生のお嬢さんが、学校の帰りに捨て猫を拾ってきて世話をしているうちに住みつき、時の寮生たちが新渡戸稲造先生の名前の稲造(いなぞう)と付けたということです。体全体は白毛ですが片耳と背中と長い尾の一部分が黒で、両目の周りも黒ですのでパンダ模様ですが精悍な顔つきをしています。言葉がわかる猫ではないかと思われる時がありますが、朝私が机の前に座っていると聖書を読んだり仕事をしていると、膝の上に必ず乗ってきますし、机に上って寝そべったりします。反面、野良猫の気性が残っているのか自由気ままです。少し前まで庭に飛んできた鳥を捕えて食べたり、朝は必ず玄関横の桜の木の根の上で爪をといだりします。また、門柱の上にじっと座って家を守っているのか、入寮生を招いているかのような姿が見られます。最近年をとったせいか歯が抜けたりして少し食欲が落ちてきており、また寂しいのか、今まで以上に寮生に甘えて部屋の前で泣いて抱いてもらう機会が増えたようです。寮のパンフレットの中にも、寮の説明の時にも猫がいること知らせていますし、入寮面接では猫好きか、猫毛アレルギーはないかなど聞きますので、寮生は全員猫好きです。稲造の存在が寮生の癒しにもなっているようです。今年は5人入寮しましたが、皆猫大好きで、現在の寮生たちは優しく、寮生同士楽しく学生生活をしています。私も寮生たちも、猫の稲造が少しでも長生きすることを願い世話をしています。


森山浩二(春風学寮寮長)

posted by 春風学寮 at 15:07| 日記