19日土曜日にはクリスマス会を開催した。といっても、コロナ禍なので招待客は一切呼ばず、寮に残っている寮生と寮長夫妻だけで行った。総勢わずか11名。寮史上特筆に値する少なさだ。しかし、参加者が少ないからといって内容が低下するわけではない。それどころか、少ないところにこそ神様の応援がある。事実、礼拝はとても清らかなものとなり(聖書講話参照)、その後の祝会や食事会はとても心のこもった、楽しいものとなった。
寮長夫妻は「マリアとヨセフ」と題するクリスマス・コントを行い、寮生たちはサンタクロースに扮してバレエを踊った。新しく入った寮生がバレエ団の一員なので、彼の指導によって可能となったのだ。また、それぞれが自分の過去に基づいて作問したパーソナル・クイズを行い、楽しみながら互いの理解を深め合うことができた。料理は、寮母が一人で作ったが、張り切ってたくさん作りすぎ、食べきれなかった。プレゼント交換では、農大生の一人が農大生協から食べられる虫を買ってきてプレゼントにしたので、大騒ぎになった。
というわけで、互いとキリストをより身近に感じられる、一味違ったクリスマスであった。


「寮母が張り切って二回クリスマス料理を作りました。」

「急きょ結成されたサンタクロース・バレエ団」